ガバナー月信2月号

ROTARY INTERNATIONAL DISTRICT 2600
GOVERNOR'S MONTHLY LETTER

2025-26 Vol.8

表紙写真のご紹介

「安楽寺の八角三重塔」
上田市別所温泉に所在する、日本で唯一現存する木造の八角形三重塔です。鎌倉時代末期に建立された禅宗様建築として昭和27年に長野県内で最初の国宝に指定されました。(東信グループ)

ガバナーメッセージ

国際ロータリー第2600地区
2025-2026年度 ガバナー

小林 磨史

午年を迎え、私の年度「Unite For Good」も後半戦に入りました。

思えば、ガバ補・ノミニー、エレクトから始まった一連のガバナー修行も仕上げのときを迎えるわけですが、次々と進化するロータリー活動の奥行きの深さと、志を共にする友人たちとの新たな出会いに喜びを感じています。

先日、私が所属する松本南RCの新年初例会で、午年72歳のお祝を頂戴しました。当クラブでは年男放談と称して例会で所感を述べるのが慣わしです。久しぶりの出身クラブでのスピーチにドキドキワクワクしています。

さて、今月の感動体験をお伝えします。

まずは、青少年交換の3人の留学生のこと。日本語も上手になり、元気に滞在を楽しんでいます。これから海外に飛び出す3人の学生たちも準備に励んでいます。

写真は、昨年末のオリエンテーション。松本市内の公民館の調理室で、各々の出身国の料理を紹介するプログラムでした。ホストファミリーも協力し、メキシコ、フィンランド、フランスの家庭料理をつくりました。派遣候補生も異国で披露する郷土料理を家族と共に調理し、皆で試食しました。私も青少年交換の委員の皆さんとデザートに信州リンゴを剥き、盛り付けました。コスプレも楽しかったです。

もう一つ、ご紹介したいのが私の自宅での蕎麦打ち体験の様子です。正月に娘が孫を連れて帰省し、同居している孫3人にも、じーじの蕎麦打ちの腕前を披露したく、頑張ってみました。

蕎麦打ちは、以前当ホテルの居酒屋でスタッフと共に覚えました。道具もその時の物です。まず一回目は自分で打ち、二回目は孫たちに手伝ってもらいました。妻が上手に茹でて盛り付けてくれました。孫たちは「美味しい」と食べてくれました。久しぶりにゆっくりお正月を過ごすことができました。

1月は中旬から行事が目白押しですが、米国フロリダでの国際協議会に参加していた橋上エレクトが、無事帰国されました。早速、先日の地区チーム会議でお目にかかりましたが、ロータリーのオーラをまとわれており、貴重なお土産話をたくさん伺うことができました。

これからは今年度と並行して、次年度の歩みも本格的に始まります。第2600地区がますます発展してまいりますよう、後半戦も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

今回のガバナー月信では、3つの委員会より途中経過ならびに今後の展望についてご寄稿いただきました。どうぞご覧ください。

<報告>デジタル化推進委員会

デジタル化推進委員長

小林 潤

Jun Kobayashi(小諸RC)

デジタル化推進委員会では、本年度も「つながる」「広がる」「支える」をキーワードに、地区内クラブおよび各委員会のデジタル活用を支援する活動を行ってまいりました。オンラインを活用した事業を継続するとともに、新たな連携や支援の形にも積極的に取り組んでいます。

委員会活動の一つ目として、地区イベントのオンライン配信サポートがあります。今年度は職業奉仕セミナーにおいて、オンライン配信に関する広報支援を行いました。下半期には、クラブ・リーダーシップ・ラーニングセミナー(旧:地区研修・協議会)の配信支援を予定しています。

二つ目は、RI2600地区ホームページの運用支援およびSNS配信です。地区ホームページの管理・運用をサポートするとともに、SNS(Facebook)を活用した情報発信の強化に取り組んでいます。

三つ目は、他委員会のデジタル化サポートです。動画撮影や配信をはじめ、他委員会の事業運営をデジタル面から支援しています。また今期は、ホームページを持たないクラブに対するホームページ作成支援も予定しています。

四つ目は、オンラインオープン例会の企画・開催です。地域や世代を越えて幅広い方々が参加できる場として、オンラインオープン例会を実施しています。今期下半期には、小諸ロータリークラブおよび諏訪大社ロータリークラブでの開催を予定しています。

委員会活動は年間を通じて行われるため、定例会議はオンラインで実施し、LINEを活用しながら委員会内の情報共有と迅速な対応を図っています。今後もこの連携の輪をさらに広げていきたいと考えています。デジタル化推進委員会は、これからも「地区全体を支える基盤」として、時代に即した活動を継続してまいります。

<報告>危機管理委員会

危機管理委員長

太田 康朗

Yasuro Ota(松本RC)

危機管理委員会は、ロータリーの活動に関連して起こり得る危機について、その防止・解決のために必要な提言や指導・助言を行うとともに、発生した危機事案について、適切な対処のための方策を講ずることを目的とする委員会です。                          

昨今、世間一般においてハラスメントに対する意識が非常に高まっており、ロータリーの会員がハラスメントの加害者又は被害者となり得る事態も十分に想定されるところです。このような現状を踏まえると、ハラスメント対策は最も身近な危機管理ということができます。また、ハラスメントがない環境を築くことは今年度の地区重点活動目標の達成、ひいてはロータリーの理念の実現に直截的に資するものと考えられます。そこで、今年度はハラスメントの防止に向けた啓発活動に重点的に取り組むことを目標にしています。

具体的な活動としては、2025年10月5日(日)に開催された会長エレクト・次期幹事研修プログラムにおいて、「事業運営におけるハラスメント防止と対処について」をテーマにした研修を実施しました。一般社団法人国際ロータリー日本青少年交換多地区合同機構(RIJYEM)が地区のリーダーに向けてハラスメント防止啓蒙を目的として作成した研修資料を用い、会長エレクト、次期幹事の皆様に国際ロータリー(RI)のハラスメントに対する考えかたを確認してもらいました。あわせて、会長エレクト、次期幹事の皆様において、各所属クラブに研修の内容を還元していただくようお願いをしました。

今後は、各クラブの会員の皆様のハラスメントに対する理解を深め、危機管理に関する意識を共有してもらうための方策を検討する予定です。

<報告>ポリオプラス推進小委員会

ポリオプラス推進小委員長

小山 順子

Junko Koyama(長野南RC)

まず、ロータリー会員の皆様には日頃、ロータリー財団、ポリオプラスへの寄付(ひとり30ドル以上)ならびにロータリー平和センターへの寄付(ひとり200円以上)に対し、ご理解とご協力を賜り厚く御礼を申し上げます。また、それぞれのRCでロータリー財団補助金事業や独自事業でポリオへの寄付を募って頂いており心より感謝申し上げます。

当委員会の今年度の計画と重点事業

今年度の重点事項に、ポリオに関する情報の提供(My Rotary等を積極的に活用)、世界ポリオデー等で寄付活動を依頼する。ポリオへの寄付(ひとり30ドル以上)の達成(0クラブをなくす)。ポリオ・ソサエティをご案内する。平和フェローシップについて周知し、寄付ひとり200円を達成することを掲げています。以下に説明させていただきます。

ポリオとは何か、現状について

ポリオとは(小児まひ・急性灰白髄炎)と呼ばれている疾患です。日本でも1960年代に流行しましたので、みなさまの中には記憶にある方もおられると思います。5歳未満の乳幼児がかかり、感染者の数パーセントに下痢や嘔吐、そして身体に麻痺が現れる病気です。治療方法はありません。唯一の予防はワクチンです。そのワクチンを世界中の子ども達に与えるために、国際ロータリーは多くの機関、政府、民間団体と共に協力して活動をしてきました。

「ポリオ根絶が目の前に来ている、あと少し」という言葉を、もう何年も耳にされている方が多いと思います。しかし実現には至っていません。

RI財団NEWS2026年1月号によれば野生株ポリオウイルスによる症例数は下記の通りです。

国際ロータリーの取組・歴史的経緯

国際ロータリーは世界保健機関(WHO)と1988年に世界ポリオ根絶推進活動(GPEI)を共同設立しました。ロータリーは世界ポリオ根絶推進活動の主要な出資者です。ロータリアンによる支援と、パートナーであるゲイツ財団の協力により累計寄付額は29億ドル(1ドル150円換算で4,350億円)を超えています。

1988年に世界ポリオ根絶推進活動(GPEI)が開始した当時、125カ国で年間35万件の野生株ポリオの症例が報告されていました。この37年間で症例数は99.9%減少しました。ワクチン投与活動を通じてポリオの感染と伝播を減少させることで2,000万人を超えるこどもたちを身体まひのリスクから守ってきました。根絶活動により、3つの野生型ポリオウイルス株のうち二つが根絶されました。

2024年にアフガニスタンとパキスタンで100件未満の症例が報告され、この2カ国は依然としてポリオ感染が続く唯一の地域であり、不安定な状況により子ども達へのワクチン接種活動が妨げられています。

2024年8月に、イスラエルとイスラム組織ハマスが、10歳未満のこども64万人に対してポリオワクチンを接種させるために、パレスチナ自治区ガザの戦闘を一時休止することで合意がされました、感染症対策を目的とした戦闘休止は初めての事でした。それだけポリオに対する脅威を真剣に感じ、行動する人間がいたとことに畏敬の念を感じます。

2025年時点の世界におけるポリオ症例数は前述のとおりです。「0」が3年間続いて初めて根絶と認められます。以前、第2600地区の地区大会で講演された尾身茂先生(WHO西太平洋地域事務局名誉事務局長・ロータリーポリオ根絶アンバサダー)が2025年8月にアフリカ開発会議(TICAD9)で「ポリオ根絶は夢ではない。実現する。しかし、それまでは「ラスト1マイル」ここで気を引き締めて活動を続けないと、ポリオはなくならない。」と言われています。今まさに最後の1マイルという重要な時期にきています。

アメリカ大統領が2025年1月と2026年1月に、WHOからの脱退、66の国際機関などから脱退・離脱を表明しました。資源を自国第一主義として再集中させる方針であり、国際社会の分断と対立を加速させるのではないかと心配です。しかし、世界にはグローバルな課題の解決に向けて、共に作る、共創の理念を持つ人達もいます。

2025年6月にカナダで行われたロータリー国際会議で、ロータリーとゲイツ財団がポリオ根絶に向けて今後3年間に最大4億5000万ドルをこの取組に投じる共同コミットメントを発表しました。ビル・ゲイツ氏は「私たちはいま、岐路に立っています。今後数年間がポリオ根絶の鍵となります。全力を注がなければ、ポリオがなくなったと思っていた国で再発してしまう恐れがあります。根絶を完遂するには、政府、医療従事者、そしてロータリーの皆さんの継続的な取組が不可欠です」と語っています。

ビル・ゲイツ財団は、私たちがたとえば1万円寄付をすると、それに2倍の上乗せをして3万円にすると約束しています。皆様からのご寄付が3倍に価値が上がります。

2026年1月1日から、サウスポーとランド・ケープエリザベス・ロータリークラブ(米国)の会員である、マイケルK.マクガバンス氏が、世界ポリオ根絶推進活動(GPEI)の戦力的方向性と統一的なリーダーシップを担う、ガバナンス機関「ポリオ監視委員会」の委員長に選出されました。氏は2014年から務めているロータリーのインターナショナル・ポリオプラス委員長も引き続き兼任します。

ロータリーがポリオ根絶にかける思いや活動内容詳細は、My Rotaryから知ることができます。

ポリオ・ソサエティについて

ロータリー財団のポリオプラス基金に毎年、年間少なくとも100米ドルあるいは100米ドル以上寄付することを約束していただけると、登録証とピンバッジが送られます。

この寄付はゲイツ財団より2倍の上乗せ対象となります。各種認証(メジャードナー、ポール・ハリス・ソサエティ、ポール・ハリス・フェロー等)の対象となります。税制上の優遇措置の対象となります。ぜひ、ご検討ください。

ポリオが根絶されれば、人類において天然痘に続く2つめの疾患となります。ひとつの疾患が地上からなくなるという事は、それに伴いさまざまな価値を生みます。ポリオを根絶する5つの理由をご覧ください。

国際ロータリーが世界に向けてコミットメントした約束、それを完遂し、高らかに宣言する日を一緒に祝いましょう。引き続きご寄付と活動にご協力をよろしくお願い致します。

平和フェローシップについて

ロータリーは「平和は人から始まる」と信じ、毎年最大170名にロータリー平和フェローシップ(全額支給の奨学金)を授与しています。世界中から選ばれたフェローは提携大学(世界7カ国8大学院)で平和と開発に関する専門的な学びを深め、国際的なネットワークを築いています。日本では国際基督教大学にロータリー平和センターがあります。

修士号取得プログラムを提供するアジアで唯一の平和センターです。私たちが実際の様子を知る機会がなかなかありませんでしたが、2025年11月の地区大会でセンター長の新垣修教授が講演されました。定員は1年10名。2年間のプログラムなので20名が世界中から優秀な生徒さん達が集まり、授業だけでなく課外活動、広島や東北への研修などもあり日本人や日本文化も学びながら有意義な経験を積んでいる様子が紹介されました。RIは奉仕する人を作る団体です。リーダーシップの涵養、親睦、職業倫理、人道支援といったことを学ぶ機会を与えることができるもの、それが、この平和フェローシップです。みなさまからのひとり200円という少額が、世界平和に貢献する人材を育てることに使われています。詳細はMy Rotaryをご覧ください。

国際ロータリークラブは、私たちひとりひとりにできる事はわずかであっても、大きな力になりうる仕組みをもっている組織です。世界に与えている影響は多大なものです。その一員であることを誇らしく思います。ポリオ根絶と世界に平和をもたらす人材の育成にみなさまのご理解とご協力をよろしくお願い致します。

子どもたちの学びと未来を支える包括連携協定の締結について

国際ロータリー第2600地区
直前ガバナー/包括連携協定室長 白鳥 敬日瑚

国際ロータリー第2600地区では、ロータリーの重点分野である「教育の支援」を中核に据え、地域社会と協働した持続可能な人づくりに取り組んでまいりました。その一環として、2025年5月30日、国際ロータリー第2600地区ガバナー 白鳥敬日瑚は、長野県 阿部守一知事、長野県教育委員会 武田育夫教育長とともに、子どもたちの教育に関する包括連携協定を締結いたしました。

本協定は、行政と民間ボランティア組織であるロータリーが対等なパートナーとして連携し、長野県の将来を担う子どもたちの学びと成長を多面的に支援していくことを目的としています。本稿では、協定締結に至る背景、これまでの活動内容、そして今後の展望について報告いたします。

1.包括連携協定締結の背景と意義

少子化や地域格差、デジタル化の進展など、子どもたちを取り巻く教育環境は大きく変化しています。学校教育のみならず、地域全体で子どもを育む視点がこれまで以上に求められています。

国際ロータリーは「奉仕を通じて平和と理解を推進する」ことを理念とし、教育支援、青少年育成、人材育成を長年にわたり継続してきました。第2600地区においても、青少年交換、ローターアクト、インターアクト、奨学金事業、出前授業など、多様な形で教育分野に関わってきました。

こうした活動を、単発的な支援にとどめることなく、行政施策と連動した継続性・実効性の高い取り組みへと発展させるため、本包括連携協定の締結に至りました。

2.協定の主な内容

本協定では、次のような分野において相互に連携・協力することを確認しています。

  1. 子どもたちの学習機会の充実
     地域人材の活用によるキャリア教育、職業観育成、探究学習への支援
  2. 国際理解教育・多文化共生の推進
     青少年交換事業や国際交流体験を通じたグローバルな視野の育成
  3. 心の教育・人間力の育成
     奉仕活動体験、ボランティア活動への参加を通じた社会性の涵養
  4. 教育環境の向上に資する支援
     ICT活用、学習支援、困難を抱える子どもたちへのサポート

これらの取り組みを、長野県および県教育委員会と情報共有しながら、地域の実情に即して展開していくことが本協定の特徴です。

3.これまでの具体的な活動と実行プロセス

包括連携協定は、2025年5月30日の締結をもって始まったものではなく、協定締結を見据えた準備と実践の積み重ねの上に成立したものです。以下に、実際に行ってきた主な取り組みを時系列とテーマ別に紹介いたします。

(1)協定に向けた信頼関係構築と対話

  • 2024年11月10日 国際ロータリー第2600地区 地区大会(軽井沢プリンスホテル)
     長野県阿部守一知事をお迎えし、ロータリーの教育・青少年活動への理解を深める機会となりました。ロータリアン、ローターアクト、インターアクトが一堂に会し、世代を超えた教育支援の意義を共有しました。
  • 2024年11月15日 信州大学工学部(長野市)
     東京ロータリークラブ会員でKDDI共同創業者 千本倖生氏の講演会を開催。懇親会の場において、阿部知事より「教育分野におけるロータリーとの連携」に関する具体的な提案があり、包括連携協定構想が本格的に動き出す契機となりました。

(2)事業構想の具体化と実務協議

  • 2025年5月29日 長野県庁
     次世代育成・国際教育をテーマとした「We Are Astral!」第1回実行委員会に参画。阿部知事、武田育夫教育長をはじめ、行政・教育関係者とともに、子どもたちの探究心を育む新たな学びの形について協議を行いました。
  • 2025年5月30日 長野県庁
     長野県、長野県教育委員会、国際ロータリー第2600地区の三者による包括連携協定を正式に締結。これまでの対話と実践を土台に、教育分野での中長期的な協働体制が明確に位置づけられました。
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(3)「ゆめプロ.JP」を軸とした具体的実践

  • 2024年12月1日より、キャリア教育・探究学習支援を目的としたプラットフォームである「ゆめプロ.JP」サイトが公開されました。本サイトを通じて、学校現場とロータリーをつなぎ、ロータリアンが持つ商業・経営・実務スキルを、授業や探究活動に直接活用できる仕組みが整いつつあります。
  • 今後は、小中高等学校の授業や探究学習の中で、実社会の視点を取り入れた学びが展開されることが期待されており、教育現場からの関心も高まっています。
  • あわせて、産業労働部主催の「シャチョーミーティング」を通じた就職面接を前にした大学生との交流も本格的に始動しました。現在、長野県立大学、松本大学、豊南女子短期大学において、学生とロータリアンが直接対話し、仕事観・社会観を共有する場が生まれています。
  • さらに、小学生を対象とした「We Are Astral!」プロジェクトにおいても連携が開始され、探究心や創造力を育む学びの場にロータリーの人的資源が活用され始めています。
  • 職業奉仕委員会主催の「職業奉仕セミナー」では、長野県阿部知事と長野県教育員会の武田教育長と4人の高校生と野本委員長とのパネルディスカッションが開催され、アンケート結果でも大変な好評をいただきました。

これらの取り組みは、世代や校種を超えて学びをつなぐものであり、包括連携協定がすでに具体的な行動として動き出している証であるといえます。

4.今後の展望 ― 実績を次の行動へ

包括連携協定はゴールではなく、ここからが本当のスタートです。これまでに積み上げてきた信頼関係と実践実績を基盤に、今後は以下の具体的なアクションを段階的に進めてまいります。

(1)県内各地での実践モデルの展開

第2600地区内の各ロータリークラブと学校・教育委員会をつなぐ役割を果たし、キャリア教育、探究学習、国際理解教育のモデル事業を県内各地域に展開します。単発で終わらせず、継続可能な仕組みとして定着させることを重視します。

(2)人材バンクとしてのロータリー機能の強化

ロータリアン一人ひとりが持つ専門性、職業経験、人生経験は、子どもたちにとって大きな学びの資源です。これを体系的に学校現場へ届けるため、人的ネットワークを生かした協力体制を整備してまいります。

(3)子どもたちが主体となる学びの創出

「与える支援」から「共に考え、共に創る学び」へ。奉仕活動、国際交流、探究型プロジェクトを通じ、子どもたち自身が社会課題と向き合い、行動する力を育むことを目指します。

5.おわりに ― 直前ガバナーとしての想いと引き継ぎ

私は昨年6月末をもって国際ロータリー第2600地区ガバナーの任を修了し、現在は直前ガバナーとして、また長野県との包括連携協定に関する室長として、本事業に継続して関わってまいりました。

本包括連携協定とその具体的実践は、個人の力で成し得るものではありません。今後は、この取り組みを、

  • 小林ガバナー
  • 橋上ガバナーエレクト
  • 金井ガバナーノミニー
  • 出田ガバナーノミニー・デジグネート

へと確実に引き継ぎ、地区として継続性のある教育連携事業として発展させていただくことになります。

また、本事業の推進にあたり、DEI推進小委員会 二見委員長をはじめとする委員の皆様地区事務局の皆様には、制度設計から実務運営に至るまで多大なるご尽力を賜りました。

さらに、

  • デジタル化推進委員会(小林委員長)
  • 公共イメージ向上委員会(土屋委員長)
  • 職業奉仕委員会(野本委員長)
  • インターアクト小委員会(小池委員長)

各委員会の皆様の専門性と献身的な協力により、「ゆめプロ.JP」をはじめとする新たな仕組みが形となり、教育現場での活用が現実のものとなっています。

ここにあらためて、関係するすべてのロータリアン、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。今後もロータリーが世代を超え、組織を超えて、地域と共に歩む存在であり続けることを願い、そして次の世代に何を渡せるか希望を抱きながら筆を置きたいと思います。

地区補助金事業の事例紹介

地区補助金を活用した奉仕事業の具体例を通じ、企画の着想から実施までの工夫や成果を共有します。クラブの取り組みを紹介し、今後の事業づくりやクラブ活性化のヒントをお届けします。

富士見ロータリークラブでは、20有余年に亘って、郷土の自然環境保全と町内2駅の花壇植栽、管理等を実施してきました。

駅前花壇整備は毎年5月に植付けをして、定期的に管理作業を行っています。  

JRを利用して当町を訪れる観光客や、通学通勤の方々への駅前イメージアップに努めるとともに、ロータリー活動の広報と啓蒙を図っています。

自然環境保全活動としては、入笠里山への山野草の植栽事業に取り組んでおり、この地に以前から育っていた山野草の再生のために、当クラブで支援を続けている富士見・原少年野球会、富士見高校、富士見中学校、ボーイスカウト、子ども若者会などから、毎年130~180名の参加のもと、山野草1500~2000株の植栽を実施してきました。

その甲斐もあって、夏場に山野草目当ての観光客が増えてきており、町のイメージアップにも寄与しております。また、参加協力していただいている地元青少年に地域のすばらしさや自然環境保全の大切さや偉大さを体験してもらうことができていると思います。

今年は地区ガバナーの方針に伴い、植栽事業の後、同会場にて防災・減災の研修会を実施しました。町の防災危機管理係の吉田様の講演の後、横浜消防局の青木様による災害時におけるワークショップを実施して、全員参加型の実りある研修会になりました。

今後も地域住民や青少年と一緒になって、郷土の自然環境保全と美化推進事業を地道に一歩一歩進めていきたいと思っています。

今後の地区行事(2月〜4月)

2月7日(土)新入会員の集い中信会館(塩尻市)
2月8日(日)〜
14日(土)
ISFR(スキーフェローシップ)大会白馬村
2月21日(土)東信第一・東信第二グループ合同IM・
会員セミナー
佐久グランドホテル
2月22日(日)諏訪グループIM・
会員セミナー
ホテル紅や(諏訪市)
2月28日(土)第4回地区諮問委員会・次期地区チーム研修セミナーホテル中村屋(塩尻市)
3月8日(日)下伊那グループIM・
会員セミナー
飯田文化会館
3月8日(日)上伊那グループIM・
会員セミナー
JA上伊那本所 フラワーパレス
3月14日(土)米山奨学生終了式・歓迎会ホテルブエナビスタ(松本市)
3月21日(土)会長エレクト・ラーニングセミナー(PELS)エス・バード(飯田市)
3月28日(土)RLI 卒業コース塩尻市交流センター(えんぱーく)
4月5日(日)クラブ・リーダーシップ・ラーニングセミナー(旧:地区研修・協議会)オンライン
4月7日(火)第4回クラブサポートミーティングオンライン
4月11日(土) 第5回受入学生・派遣候補生オリエンテーションMウイング(松本市)

寄付者・新入会員紹介

ロータリー財団・米山記念奨学金への寄付

上田西RC

しもがた まさお

下形 眞生

MPHF
8回

岡谷RC

みやさか ゆうこう

宮坂 宥洪

メジャードナー
124,203.72ドル

岡谷エコーRC

おの しげお

小野 繁男

米山功労者マルチプル
3回

岡谷エコーRC

こばやし むつみ

小林 睦巳

MPHF
3回

岡谷エコーRC

しんどう りゅうご

進藤 龍吾

MPHF
6回

岡谷エコーRC

たなか てるあき

田中 輝明

MPHF
1回
米山功労者マルチプル
3回

岡谷エコーRC

ますざわ としかず

増澤 敏一

MPHF
2回
米山功労者マルチプル
3回

岡谷エコーRC

みやさか よしちか

宮坂 好史

MPHF
2回
米山功労者マルチプル
5回

伊那中央RC

いとう あゆみ

伊藤 歩美

第1回米山功労者

伊那中央RC

いのうえ おさむ

井上 修

MPHF
1回

伊那中央RC

おがわ あきみ

小川 秋實

MPHF
1回

伊那中央RC

かとう あつし

加藤 篤

PHF

伊那中央RC

からさわ みのる

唐澤 稔

米山功労者マルチプル
2回

伊那中央RC

ささがわ よしろう

笹川 美郎

第1回米山功労者

伊那中央RC

たなか まさと

田中 真人

米山功労者マルチプル
2回

伊那中央RC

はしづめ まひと

橋爪 麻人

PHF

伊那中央RC

よしはら ひろあき

吉原 弘明

PHF

辰野RC

いいざわ かずや

飯澤 和也

米山功労者マルチプル
4回

辰野RC

いとう りゅういち

伊藤 隆一

米山功労者マルチプル
7回

辰野RC

つちばやし ひかる

土林 光

第1回米山功労者

新入会員のご紹介

小諸RC

むらやま としふみ

村山 俊文

ホテル・旅館

上田RC

まえじま だいすけ

前島 大輔

解体工事業

上田RC

ますざわ たかし

増澤 宗

土木建築サービス業

長野西RC

いしかわ つとむ

石川 努

証券業

長野東RC

おがた まこと

緒方 誠

人材派遣

塩尻RC

まえだ だいすけ

前田 大輔

仏教

岡谷エコーRC

うめざき あやこ

梅崎 綾子

建機買取レンタル販売